2015年 2月

設計事務所?ハウスメーカー? 

坂東建築設計室の鈴見です。

ハウスメーカーは仕入れ、職人さん、工法、仕上げ、材料の仕様、納め方、等流れが出来上がっていて、
効率化が取れていて、引き渡しまでの工期もスピーディーです。

設計事務所は、仕入れ、職人さん、材料の仕様、納め方が毎回違っていて効率は良いとは言えません。引き渡しまでの時間もハウスメーカーよりはかかってしまいます。

なぜ、効率が悪く時間もかかる設計事務所が存在する意味があるのでしょうか?

答えは需要があるからです。

みんなと同じ家ではなく、住む人の趣味、生活のリズム、家族構成、住む場所の環境、思考、デザイン、娯楽、今までに形作られてきた感情を最大限に開放できるスペースの提案など、本当に時間を必要とします。

ハウスメーカーが提案する内装や外装は社内規定などがあります。床なら選べても4種類ぐらいかと思います。
値段的には、宣伝費、広告費、展示場等の経費、設備の開発費用等も売り上げで補填しなければならないので、どうしても高くなります。

設計事務所は床を選ぶだけでもお客さんの好みを聞いてその好みに近いものを調べて、値段も考慮しつつ提案して決まるまで時間を費やします。またその設計士が今までの経験を生かして一番良かったものを提案して改めて比較してもらい良い方を選んでもらい、その床材ならではの相乗効果を狙った仕上げになるよう、打ち合わせを積み重ねていきます。

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費用的には広告費、宣伝費、展示場等を設定していなければ、その分の補填は必要ないので経費は抑えられるので、その分を材料費、人件費などにまわせるので、より良い仕上げにすることが出来ます。
端的に言うと、ハウスメーカーは生活が成り立つ住める家を効率よく提供できる会社。設計事務所はは自分が住みたい家を時間と手間をかけて”生き方”と”住み方”を家という形にして提供する事務所です。

住みたい家に住みたい!そう思う人は設計事務所に気軽にご相談ください。

設計事務所に在籍している人は高い確率で”家バカ”なので「2」位の軽い気持ちで質問しても、「16」位で答えが返ってきます。
時間があるひとはからかいに来てください!

トイレについて

おはようございます。
本日の写真は先日完成した森住町家のトイレ(馬場さん撮影)

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トイレはいつも大事に考えていて使いやすい位置にありプライバシーが保ちやすい場にあり 気持ちよさや掃除しやすいように少し広めに作っています。
木のトイレで呼吸を止めない撥水仕上げをしてあります。 

トイレは用を済ませるとこという考え方だけではなく、毎日何度も使用する場だからこそ快適に幸福に感じれるよう毎回住まう方が好む環境になるよう配慮しています。

中と外が一体化した快適な居心地よい空間

こんにちは、坂東建築設計室の坂東です。

今日の写真は寺町の家

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庭の中で生活しているような感覚になれる中と外が一体化した快適な居心地よい空間です。
かなり開放的だけど冬暖かく夏涼しくしかもかなり省エネであり魔法のような空間です。

今これをさらに進化させた住まいを計画中で金沢市内で2件建設予定です。

毎年研究し進化し年々よくなっていく建築を造りより高い顧客満足度を積み上げていきます。

ローコスト。

坂東建築設計室の鈴見です。
ローコストという響きはお客様にとっては嬉しい響きに聞こえると思います。
もちろん、安いが良いという価値観はみんなが持っている価値観だと思います。

私が家に対して持っている価値観は、長く使うことを大前提にしてトータルで得をするかどうか。
また、多少コストがかかっても将来的に後悔しないものかどうかという価値観です。

ものすごく安い住宅メーカーがあります。安いには秘密はありません。
安い仕入れ価格、安い材料、安い人件費、安い構造、安い工法があるから安いのです。

住宅を依頼して全工事が終わり、金額を支払うときは安く完成できたという喜びはあると思います。

何を安くして完成に至ったのかを考えれば、適正な価格の物と比べて弱いところや簡素さが否めないのは当然です。
でもとにかく、安く欲しいというゴールは達成できているので問題はないはずです。

日本全国でみんなが知っている”100均”に長持ちや愛着を求める人は少ないと思います。
大半の人が消耗品やその場しのぎで100均に行くと思います。

どうして100円で買えるかというと、100円以下で作っているからです。
爪切りを買うとき、100円の物が1週間で壊れても300円の物が1年使えれば私は300円の物を選びたいと思います。

1000万円の25坪の家と1400万円の25坪の家を建てたとします。間取りは同じです。
違うのは設備やサッシ。構造、職人、材料が違います。
光熱費や維持費をかけていくと30年後にはどちらが費用が掛かっていくでしょうか?

僕の予想ではきっと爪切りと同じ結果になると思います。

ユニークな介護施設

こんばんは、坂東建築設計室の坂東です。

現在 新たなチャレンジをしています。

みなさん介護施設の建物のイメージってどう思いますか?

私は病院のような施設的なイメージが強く、いくつか見てまわりましたが、将来自分自身が住んでみたいと思える建築がほとんどなかったんです。
また古くなるにつれて愛着や風合いがでてきそうなものもなかったです。

経営する立場を考えたら採算効率を考えいかにコストを抑えてつくるか?
安くて使い勝手や利便性がよく掃除しやすい管理しやすいなど重視しますが、もちろんそこは大切なのですが、他にあるとても大切なものを置いてきてしまっていたように思いました。

それは入所者の立場を考えた空間の居心地の良さ、健康になりやすい環境、自然素材で作る呼吸する、沢山あたたかい光が差し込み自然の風通しがよい空間、庭と一体化し室内から眺められたり外でも日向ぼっこや庭いじりができたり、四季を感じれる空間 冬は機械的ではなく全室まんべんなく自然のやさしい暖かさを足元から感じれる、夏は自然の涼しさを最大限取り込める環境など、より快適なその土地の条件の中で自然の力を最大限生かした、快適な住宅のようなものそして使うことにりあじが出てくるようなだったらいいですよね。

そんな話からオーナーさんと意気投合し、実際に実行することになりました。

限られた予算の中いろんな取組をし実現化に向けて着々と進んでいます。

その中の取り組みの一部
4重構造で高い断熱性能と太陽の位置を考えた夏涼しく冬暖かい省エネ間取り、風水にも考慮し運気をよく

全室 県産材のナラと杉の無垢材で木の呼吸をさせる自然塗装仕上げ(撥水もします)自主施工
腰板の上の壁天井は全室あたたかみある色と断熱性能が高いオリジナルの漆喰仕上げ これも自主施工

限られた予算の中よりよいものにするため内装はほぼDIY工法でやっています、オーナーさん自らや家族や友人や、ここに係った大工さんや私の父親まで手伝いに来てくれみんなで作る手作りの介護施設 

介護施設を自然素材でみんなで手作りでつくるなんてクレイジーなこと他にないと思います、施設をみんなで手作りで作るなんて初めての試みたし工期が間に合うか心配していましたが応援しに来てくれる方も多くめどが立ち予定していたとおりに完成できそうです(^-^)

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世の中にこんなユニークな介護施設があってもいいですよね(^-^)

完成まであと少し、最後までみんなで頑張ります!